多島美にふれる、
せとうち島旅
多島美にふれる、
せとうち島旅
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美しい海と、穏やかに流れる
島時間に癒される
岡山県の西南部、瀬戸内海に浮かぶ7つの有人島、笠岡諸島。橋がかかっていない離島の風土を残す笠岡諸島は、四方が美しい海に囲まれた自然豊かな島です。穏やかな時間とともに、住民たちが営む島独自の歴史と文化にふれる、とっておきの島旅を味わってみては?
島旅の魅力
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美しい海や自然にふれることで、心も体もリフレッシュ!
美しい海はもちろん、島特有の植物や動物に出会えるのも島旅の魅力の一つ。自然に囲まれた中でのサイクリングやハイキングは、心も体もリフレッシュできること間違いなしです。
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日常を忘れる穏やかに流れる島時間!
海に囲まれた「島」では、いつもの日常とは違う、穏やかに流れる時間を感じることができます。忙しい日常を忘れ開放感のある場所で、誰にも邪魔されない「島時間」を過ごしてみませんか?
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映えスポットを見つけて盛り上がろう!
島には絶景や映えスポットがたくさん。それぞれの島を歩きながらそれらのスポットを見つけて撮影するのもおすすめ。あなただけの映えスポットを見つける旅に出かけましょう!
高島
神武天皇ゆかりの神社と
つつじの島
子はらみ石・高島行宮遺阯碑など歴史深い島。漁業が盛んで、底引き網漁なども体験できます。4月上旬になるとつつじが咲き誇り、島をぐるりと囲む約2㎞の遊歩道から美しい花を観賞できます。また、海に沈む夕日は絶景です。
おすすめスポット
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子はらみ石
良縁、子授け、安産、婦人病の霊神と崇められ、祈念するとご利益があるとされています。石の近くからは瀬戸内海が一望でき、フォトジェニックな写真が撮れるフォトスポットです。
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高島行宮遺阯碑
神武天皇が九州からの東征の途上、高島に滞在した際、神卜山(かみうらやま)で吉凶を占ったと言われています。現在その山頂に高さ8mの巨大な「高島行宮遺阯碑」が立っています。
春(4月上旬)
遊歩道のつつじが見頃を迎え、開花にあわせてつつじ祭りも開かれます。
白石島
マリンスポーツが楽しめる
風光明媚な島
笠岡諸島で2番目に大きい白石島は、夏は海の家もありシーカヤックなどのマリンスポーツが楽しめます。国指定天然記念物の「鎧岩」や、源平水島合戦の戦死者の霊を弔うために始まったとされる国指定重要無形民俗文化財の「白石踊」など、島特有の文化や自然を楽しむことができます。
おすすめスポット
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白石島海水浴場
海水浴はもちろん、シーカヤックやウインドサーフィンなどのマリンスポーツが楽しめる夏は多くの観光客で賑わいます。旅館や民宿もあるので、ゆっくりと島を楽しめます。
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高山展望台
島にはハイキングコースもあり、鎧岩をはじめとする奇岩など迫力ある景観が楽しめます。展望台からは瀬戸内海が一望できるので、美しい眺望に心も体もリフレッシュすること間違いなしです!
白石踊
国指定重要無形民俗文化財に指定されている「白石踊」。踊りの見学や体験ツアーもあり、毎年多くの観光客が参加しています。
2022(令和4)年には太鼓や笛のはやし、歌にあわせて踊る民俗芸能「風流踊」の一つとして、ユネスコの無形文化遺産に登録が決まりました。
北木島
北木石の産出と加工で栄えた石の島
笠岡諸島最大の島で、かつては瀬戸内の三大銘石の産地として称されました。徳川幕府が再築した大坂城の石垣や旧日本銀行本店、靖国神社大鳥居、明治神宮などに北木石が用いられています。2019(令和元)年に「知ってる!?悠久の時が流れる石の島〜海を越え、日本の礎を築いたせとうち備讃諸島〜」として日本遺産に認定されました。北木島は広いので、自転車や車での観光がおすすめです。
おすすめスポット
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メビウスの輪
正式名称は「空間のメヴィウス円環180°ひねり」。大きさは直径225cm×奥行き63cmの石彫アート作品。
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レトロな町並み
大浦港から降り立つとレトロな町並み・散策が楽しめます。昔ながらのデザインのポストは写真映えすること間違いなし!
石切りの渓谷展望台
「北木石」の採石場を一望できる展望台。現在も石切りが続く、目がくらむような高さ60mからの石切り場の眺めは、一度は見ておきたい大迫力の絶景です。
※見学時間・入場料要チェック!
真鍋島
古き良き日本の漁村の佇まいを残す
歴史と映画の島
のどかな漁村の佇まいを残している島として岡山県の「ふるさと村」に指定されている真鍋島。映画のロケでも使われた真鍋中学校や本浦の町並みは、古き良き日本の風景を思い出させてくれます。毎年5月上旬に行われる、三体の神輿が島の通りを猛烈な勢いで駆け抜ける勇壮な走り神輿は迫力満点です。
おすすめスポット
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真鍋家住宅とホルトノキ
平安時代末期から島の有力者として栄えた真鍋家。主屋は明治初期に建てられた木造家屋で国の登録有形文化財になっています。軒先には樹齢250年といわれる太い幹を持ったホルトノキがあります。
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真鍋中学校
1949(昭和24)年に建設された木造校舎です。昭和にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気が漂う校舎は、島をさらに風情あるものにしています。
真鍋島赤灯台
昔ながらの漁村風景が残っている真鍋島は、映画やドラマのロケ地にもなっています。木造建築の真鍋中学校が使われた映画「瀬戸内少年野球団」や最近では石積み堤防や赤灯台が使われた映画「劇場版ラジエーションハウス」などがあります。ロケ隊を励ました島グルメもおすすめです!
飛島(大飛島・小飛島)
恋人と行きたい!美しい椿の島
飛島は大飛島と小飛島をあわせた呼び名です。2~3月には島内に自生している300本余りの椿が見頃を迎えます。島を周遊する約4kmのハチマキ道は徒歩1時間ほどで散歩コースにぴったり。穏やかな波音を聞きながらのんびり島時間を堪能できます。島の南端には「恋人岬」と呼ばれるビュースポットがあります。
おすすめスポット
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恋人岬
大飛島の南端にある絶好のビューポイント。岬に設置されている「結の鐘」は、「男女だけでなくいろんな人との縁を結びつけたい」との願いがこめられています。
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大飛島遺跡
海上交通の安全を祈願した古代の祭祀跡。奈良・平安時代の銅鏡・土器類などが出土し、遣唐使の航海の無事を祈る祭祀だったともいわれる遺跡です。
春(2〜3月)
毎年2~3月には300本余りの椿が島内を彩ります。美しい海と波音に耳を傾けながら、静かに過ごすことができる大人の隠れスポットです。お土産には、島の人が丁寧に絞った椿油がオススメです。
六島
白い灯台と水仙が出迎える
癒しの島
岡山県の最南端にある島で、潮流の速い海峡があり、航路の安全を守るため、岡山県で最初に灯台が設置されました。灯台周辺には1月から2月にかけて約10万本の水仙が咲き誇り、観光客を出迎えます。
おすすめスポット
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六島灯台と水仙
1922(大正11)年に岡山県で初めて設置された灯台。島の南側からは四国の荘内半島や瀬戸内海の多島美といった美しい景色を楽しめます。また水仙の咲き誇る時期にはフォトジェニックな場所としても有名です。
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ブイ猫
猫の顔が描かれたブイ(水面に浮かべる浮標)は、島のあちらこちらで行き先を知らせる“看板猫”です。島の人手作りで、いろんな表情が楽しめます。
六島ビール
六島に麦畑を復活させたクラフトビールのブルワリー(醸造所)ではオリジナルの地ビールを製造しています。おしゃれなラベルやパッケージがとってもかわいい!ひじきや牡蠣、イチジクなど地元の原料にこだわり、さまざまな味わいがあります。
島めぐりの注意点
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自分が出した
ゴミは
必ず
もち帰りましょう -
帰りの船の時間と
港の場所を
確認しましょう -
携帯電話の電波の
届かない場所が
あります -
トイレを見つけたら
早めに済ませて
おきましょう -
個人の敷地や畑に
勝手に入らないように
しましょう
アクセス
笠岡(住吉港・伏越港)からの所要時間
旅客船…住吉港発着フェリー…伏越港発着
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高島
・・・・・・
旅客船で約25分
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白石島
・・・・・・
旅客船で約25〜35分
フェリーで約40〜45分 -
北木島
・・・・・・
旅客船で約40〜60分
フェリーで約50〜70分 -
真鍋島
・・・・・・
旅客船で約45〜70分
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飛島
・・・・・・
旅客船で約35〜45分
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六島
・・・・・・
旅客船で約55〜60分
マップ